記憶喪失少女と強気狐青年の物語「うちのかみさま知りませんか?」

雑記/静流のおすすめ

記憶をなくしても待っていてくれる人がいる。

記憶があってもなくても大事な人は大事なのです。

「お前は俺の物だから」

こんなセリフを素で言える男になりたいものですね~

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うちのかみさま知りませんか?

PHP文芸文庫 市宮早記

オススメ ★★★☆☆

こんな人にオススメ

✔ 恋愛小説を読みたい方

✔ 狐男子に守られたい方

✔ 可愛い狛犬になつかれたい方

あらすじ

幼少期の記憶が事故によってなくなっている少女、紗栄。

そのせいで周りともうまく馴染めずにいた紗栄は、大学進学を機にだれも住んでいない母の実家の神社で一人暮らしをすることに

新たな気持ちで大学を生活を始めるはずが、美しいが不愛想な妖狐の青年と、なぜか自分のことを知っている狛犬の少年と共に暮らすことに…

昔の紗栄を知っているらしく、過去話を楽しそうに話してくる狛犬。

「そういうのが嫌だから誰も知らない土地に来たのに…」

過去話と一緒に、実は神社の神様が行方不明になっていると聞かされた紗栄は、気晴らしも兼ねて一緒に神様探しを始める…

それが自分の過去と繋がっているとも知らずに。。。

感想

オススメ ★★★☆☆

おすすめ度は5段階中の3です。

記憶喪失の過去を切り離そうとする主人公の葛藤が良い描写で書かれています。

物語自体は読みやすく、すんなり読み進めることが出来るので、気軽に読みたい人にはオススメです。

ただ若干描写不足の箇所もあり、せっかくの大学生活なのにそのあたりの描写が少ないのはちょっと残念です。

後半も駆け足気味なので、テンポが良い反面もう少し深堀してほしかった部分もあります。

特に狸の件はもう少し、丁寧に溶けるように書いていけば、よりおどろおどろしさが出た気がします。

ですが、人間関係や内面の描写が上手いので、その辺は参考にしていきたいです。

ツンツンしてた冷たい妖狐の琥珀のデレとかは良い感じでしたので、強気がデレる様子を見てニヤニヤしたい人には良いかも?

まとめ

今回は市宮早記先生作品の「うちのかみさま知りませんか?」を紹介しました。

様々な人とのつながりを感じられる1冊でした。

大切な人が生きていることは、決して当たり前のことではない。奇跡のようなことだと。

それを感じさせてくれる本なので、良ければ一度読んでみてください。

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